初恋~お前は俺が守る~
「よくぞいった!いつか悠斗にも恋する日がくるとは思ったけど、今か~。
しかも相手が海里ちゃんって。悠斗って結構ナイスだなっ。
恋のことなら俺に任せろよ☆☆☆これからが楽しみだぁ!」
何故かすごく楽しそうに笑う悠希が
こんときだけ頼もしく見えた。
「…おう、サンキュー」
「心配御無用!sexについても教えてやる☆」
…さっきの言葉取り消しだ。
こいつなんかに任せたら、
俺変な方向突っ走りそうで嫌だわ…。
そんなこと思いながらも、
なんか心に突っ掛かってたものが
外れたような爽快感に溢れた俺は
久しぶりに
本物の笑顔
になれた気がした。