きらきら光る夜空の星よ…
そんなに愛し合った二人…
「そんなに思っていたのに なんで母はお父さんの話をしないのですか?」

「きっとまだ受け入れられないんだな…」

「そうね… いまだに思い出して涙する時もあるらしいわよ」

俺は母の寂しさに小さい時から気付いていた

いつもは明るく振る舞う母だけど ふとした瞬間に涙しているのも見た事がある
そんな母を見るのが嫌で みんなと違うのが嫌で 世間に反発しだしたのかもしれない

『かあちゃんとお父さんが幸せそうにしている顔をみたい』

話を聞いてるうちに優はそう考えるようになった
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