甘甘な罰ゲーム恋愛


「だから、少し頭を冷やそうって思って」


「…そ、そうだったの!?」


あたしの全力疾走が…。


地面に座り込むと、
遥は笑ながらしゃがんであたしを見た。


「柚衣、ありがと」


「…あぁぁ」


「好きだよ、柚衣」


あたしを抱き締めて、
すぐに離すとにっこり笑った。


「でさっ!!」


「ん??」


「今日は部活サボってファミレス行こうっ!!」


「なんで??」


「計画を立てるのっ!!」


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