甘甘な罰ゲーム恋愛


もう、いつもの遥に戻ってる。


良かった…。


あたしは遥につられて笑うと頷いた。


「おい、柚衣」


後ろから話しかけられて振り向くと、圭介がいた。


「かばん。忘れもの」


「あぁっ!!ありがと!!!」


「じゃ」


自転車にまたがると、圭介は去っていった。


「行こっか!!」


振り返ると、遥が頷いた。


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