甘甘な罰ゲーム恋愛


あいつは怖くなって、
俺と彼氏を掛け持つようになった。


二股ってやつ。


だけど、俺も気づけなかったし
彼氏のところで落ち着けるわけもなくて、
アイツは、苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて
俺に別れを告げてきた。


『やっぱり、元彼が一番あたしに合うみたい』


笑顔でそう言った。


俺はバカだったから、
嘘だって分からずにわかったって頷いた。


それから、アイツは毎日セフレを梯子して
彼氏とは喧嘩をして俺に泣きついてくるようになった。


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