甘甘な罰ゲーム恋愛


駆け寄ると、笑顔で迎えてくれた。


「夏祭り以来だね」


「久しぶり」


「郁斗は??」


やっぱ聞かれるか。


「最近、一緒じゃないから分からない…」


「そっか。
…これから空いてる??」


「…うん」


「付き合って」


あたしの手を優しく握ると、歩き出した。


あたしに歩幅を合わせてくれる。


「停滞期??」


「…はい……」


< 173 / 245 >

この作品をシェア

pagetop