甘甘な罰ゲーム恋愛


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朝が来た。


なんだか緊張して眠れなかった。


聞きたいことは整理できた。


後は6時になるのを待つだけ。


5時50分…。


一応、外に出てよっかな。


上着を取ってマフラーを巻いて、
あたしは外に出た。


目に入ってきたのは、大好きな人。


ずっと、触れたかった人。


手を繋ぐだけじゃ、
物足りない。


郁斗が遠いよ。


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