甘甘な罰ゲーム恋愛


「…郁斗に泣かされた??」


「…なん…で」


「郁斗の友達の稲垣榛」


「稲垣くん…」


「榛って呼んで??
…ここだと目立っちゃうから、どっか入ろっか」


優しく肩を抱くと、
あたしをファミレスに連れていってくれた。


「…もう泣き止みなって」


向かい側に座ると、
榛くんはあたしの頭を撫でてくれた。


不思議と安心できて…涙が止まる。


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