甘甘な罰ゲーム恋愛


「え…」


手を離そうとしても、
郁斗が離してくれない。


「郁斗…?」


「…何」


「手」


「離していいの??」


そう言われると、嫌かも。


「嫌だ」


「だろ?」


郁斗はふんわり笑うと、
遥たちを見た。


「お前らこそ…朝から何」


「郁斗、怖ぇよ」


「…だから」


「俺たちはそう言う仲じゃねぇよ」


圭介は、ニヤニヤしながら言うと
遥を連れて、走って行った。


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