ラムネ色~あたしとヤンキーとバトルな毎日~

「俺も一緒に行ってやるから」

「いや、悪いですし…」

修司さんはあからさまに
嫌そうな顔をしてあたしをのぞきこむ

「俺が心配なの」

あたしはちょっと
戸惑った

でも



一緒に行くっていってくれたこと





あたしの心配をしてくれたこと




なぜだか
どうしようもなく
嬉しかった


「えと、じゃぁお願いします…」

って言うと
修司さんはにっこり笑って

「お願いされました♪」



あぁ

ダメだ

きっと

あたしは…





この人のことが


















好きになる
< 11 / 12 >

この作品をシェア

pagetop