ラムネ色~あたしとヤンキーとバトルな毎日~
「俺も一緒に行ってやるから」
「いや、悪いですし…」
修司さんはあからさまに
嫌そうな顔をしてあたしをのぞきこむ
「俺が心配なの」
あたしはちょっと
戸惑った
でも
一緒に行くっていってくれたこと
あたしの心配をしてくれたこと
なぜだか
どうしようもなく
嬉しかった
「えと、じゃぁお願いします…」
って言うと
修司さんはにっこり笑って
「お願いされました♪」
あぁ
ダメだ
きっと
あたしは…
この人のことが
好きになる