ラムネ色~あたしとヤンキーとバトルな毎日~
それから2人で歩いて
星夏を迎えに行った
幸い、お迎えの時間には
間に合った
行く途中修司さんに
妹がいることを知った
「ふっ…妹もね華悠ちゃんみたいに
強がりなんだ
兄貴に勝てるわけ無いのに」
あたしもお兄ちゃんに
そう思われてるのかな??
「何かあったら
頼ってこいよ!」
そういって
あたしの前髪をくしゃっと触った
涙はいつの間に乾いていた
あの日から
このドキドキは
止まらなくて
いつも朝会えるたびに
嫌なこと全部
飛んでいってしまって
きっとこの想いは叶わない
それでいいから
それでいいから
ずっと想ってても
いいですか?