彼の事情、彼女の…。



昼休みはあっとゆう間に終わり、午後の授業も何事もなく過ぎた。


今は放課後。



「尋、彼方、帰りにマック行かん。」



今日はバスケ部は休み。

だから、同じバスケ部のケントが言った。



「あー…、俺は…。」


彼方の反応はイマイチ。

…そりゃそうだろう。

部活の無い日は、佑ちゃんとラブラブで帰るんだから…。


「あー、彼方はなぁ。」


2人の事をもちろん知ってるケントは少し気まずそうにしている。




…てゆうかさぁ…。




「佑ちゃんとサヤカも誘おうぜ。」




うん。

それが一番いい!





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