彼の事情、彼女の…。



家に帰っても、思い出すのは彼女の事。



あの、キレイな涙と暖かい笑顔。



…まさか…あり得ない。

俺に限って、そんな事ない。

絶対違う。



そう思っても、やっぱり思い出すのは彼女の事ばかりで…。



夜中に友達と遊んでいても…。

オンナとヤッていても…。

気に入らないヤツが居ても…。



やっぱり彼女の顔が頭から離れなくて…。





で、否定するのを止めてみたら…。

意外とあっさりと答えが出たんだ。








俺は、彼女に“恋”をしたんだ・・・て。











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