彼の事情、彼女の…。




私と別れた後、彼にはすぐに新しい『彼女』が出来た。




仕方がないと思った。


…だけど…。


その彼女には、他の高校にもう1人…彼氏が居た…。





だから、『制裁』を下した。





隣のクラスの彼氏持ちの女の子が友達に、

「彼って、カッコいいよね。昨日つい見惚れちゃったよ。」





なんて言ったから、『制裁』を下した。





彼をバカにするモノ、貶めるモノ、全てに『制裁』を下していった。







でもね…本当は気付いてるんだ。



『私のしている事は間違いだ』って…。



それでも、私は止まらない。



ううん。



…もう、自分では止められないの…。








< 60 / 95 >

この作品をシェア

pagetop