【完】彼氏捨てます!part1【番外編更新中】



「さてと…出て行かないと、」



このまま海斗の部屋にいるわけにはいかないから



玄関に行きぐしょ濡れのスニーカーに足を突っ込んだ



気持ち悪いけどこれしか履くものがないから仕方ない…



顔をしかめながら




─ガチャ




ドアを開けて外に出ると



「ぶわ!」



スゴい風と雨が顔にぶつかって来たのと同時に誰かに羽交い締めにされて部屋に連れ戻された




「勝手に出て行くんじゃねぇーよ」



海斗!?



「外見たのか?嵐だぞ」



そういうと窓を指差した




「嵐!?」




窓に近付いて目を凝らして外を見ると確かに風が吹いていて雨もさっきより強くなっている





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