【完】彼氏捨てます!part1【番外編更新中】
肩を上下に揺らせて泣いていると
「立てよ」
腕を掴んで無理矢理立たせて
私の手を掴んでまた無言のまま歩き出した
「グスッ…ま、……ハァ…待って…グスッ…はっヒック…離しって…」
必死に抵抗するものの寒さで手足がかじかんで力が出ない
そのまま引っ張られて連れて行かれた先はラブホテルだった
「っ………ウソ…」
ホテルを見て呆然と立ち尽くす私に
「アイツとヤったんだから俺ともヤれよ」
って海斗は躊躇することなく手を掴んだまま入ろうとする
「や、…グスッ…やっ…だ!」
「なんで?俺のこと好きだろ?」