【完】彼氏捨てます!part1【番外編更新中】
「……かい…と……海斗!!?」
抱き締めていた力が緩んだと思ったら
─ドサッ
「え!?どうしたの!!?」
海斗が床に倒れた
「……マジ……死ぬ」
「ぇえ!!?」
あ、そっか!海斗熱があったんだ、
「ヤダよ、死なないで」
慌てて海斗の腕を掴んで引っ張ると
フッと笑った
「笑ってる場合じゃないでしょ!?早く起きてベッド行って!!」
必死に起き上がらせようとしていると
「今の言い方可愛かった」
って言ってダルそうに立ち上がると
─ちゅっ
私の頬に軽くキスをして
「寝るぞ」
フラフラしながら私を連れて寝室に入り一緒にベッドに潜った