【完】彼氏捨てます!part1【番外編更新中】
「あのさ、泣いてるところ悪ぃんだけどそろそろ会社行かねぇと…」
時計を見るともう家を出る時間だった
「あ、ホントだ、私も家出ないと」
ぱっと海斗から離れて涙を拭いた
「会社行くのか?」
「行くよー?なんで?」
「いや、行っても平気なのかと思って」
「平気だよ!」
たぶん…
「あんまり無理すんなよ、」
「うん。大丈夫!じゃあね」
一緒にマンションを出て
海斗は六本木にある大きな会社へ
私はマンションから歩いてすぐの小さな会社へ…それぞれ仕事先に向かった