【完】彼氏捨てます!part1【番外編更新中】
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タクシーを降りてから陸斗の部屋まで猛ダッシュ
─ガチャガチャ…バンッ!
鍵を開けて部屋の中に滑り込んだ
どうして覚えてたの…??
記念日だって誕生日だって覚えてなかったくせに
どうして指輪のことは覚えてたのよ…、
ドアの前にしゃがみ込んでいると
─ガチャ
「ただいまー出掛けてたの?
ていうか何でこんなところにいるの??」
バイトを終えた陸斗が帰って来た
「陸斗」
「ん??どしたの?」
立ち上がって陸斗のお腹に腕を回して抱き付いた
「私に隠してることある?」