【完】彼氏捨てます!part1【番外編更新中】



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「実は芽依にプレゼントがあるんだー」



リビングの床に座って私を後ろから抱き締めている陸斗は



「右手貸してー?」



って嬉しそうに私の右手を掴んだ



「……プレゼント??」




「そうそう!

いつも錆びた指輪……あれ?ここの指輪は??」




さっきまで付けていた指輪が無くなっていることに気付いた陸斗は不思議そうに聞いてきた






「あー…さすがに捨てちゃった」




「大切なものだったんじゃないの?」




「違うよ。ただなんとなく付けてただけー」



「それならちょうど良かった!

ほら!プレゼント!!」



そう言うと右手の薬指に指輪を填めてくれた



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