このまま好きでもいいですか。
その日、あゆみは部活が終わったあと
宿題を教室の机の中に忘れてしまったことを思い出した。



取りに行くのは面倒で
このまま帰ってしまおうかと迷った。


しかし、明日提出のこの宿題を出さないと
居残りになるのは確実だ。
部活大好き人間のあゆみはそれは絶対嫌だった。


【教室絶対寒いよな~っ。電気消えてたら嫌だな。】


心の中で呟きながら
あゆみは小走りで
教室に向かった。



教室からは灯りが漏れていた。
誰かいる。よかった!
あゆみは思わずほほえんで教室に飛び込んだ。
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