夢想物語(仮)
第2章
出来ること、
「なにをするか、って言われても…」
「まあ、出来ることは限られているんだがな。」
急な問いに僕が困っていると、桜はそれだけ言った。
「なにが出来るの?」
僕が聞けば、桜は指を折りながら出来ることを言い始めた。
「話す・喋る・会話するかの3つ選択肢がある。」
…?それって…、
「言い方が違うだけで、意味は全部一緒じゃないか!」
あまりに桜が平然と言うものだから一瞬、分からなかったが、よく考えれば全部同じことだ。それに気づいて指摘すれば桜は笑い声をあげた。
「ははっ、その通りだ。よく気づけたな、桃慈。」
偉い偉い。と言う風に言葉を紡ぐ桜を、馬鹿にされてる。と思いながら睨んでみたが、効き目は無いようだった。
「まあ、出来ることは限られているんだがな。」
急な問いに僕が困っていると、桜はそれだけ言った。
「なにが出来るの?」
僕が聞けば、桜は指を折りながら出来ることを言い始めた。
「話す・喋る・会話するかの3つ選択肢がある。」
…?それって…、
「言い方が違うだけで、意味は全部一緒じゃないか!」
あまりに桜が平然と言うものだから一瞬、分からなかったが、よく考えれば全部同じことだ。それに気づいて指摘すれば桜は笑い声をあげた。
「ははっ、その通りだ。よく気づけたな、桃慈。」
偉い偉い。と言う風に言葉を紡ぐ桜を、馬鹿にされてる。と思いながら睨んでみたが、効き目は無いようだった。