クランベリー
たった8秒間の視線が、
わたしの心の大事な部分をうばっていた。
ヒロトには彼女がいる。
私にも彼氏がいる。
この恋の居場所はない。
そんなこと最初からわかってたけど、どうしていいかわからない。
眠れない夜が続き、
あの日から一週間が経とうとしている…。
その日、私は決心していた。
仕事を終えると、いつもと違い私の方から一弥に電話をかけた。
長い間、会っていないせいか緊張していた。
「はい、もしもし。」
一弥がでた。
「あのさ、話したいことがあるんだ。今から行っていい?」
「わかった、いいよ。」
なつかしい一弥の声が胸に痛い…。
一弥の家の前に着くと、一弥は家の外で待っていた。いつもと違う一弥だ。
そうよね、こんな私には一弥の部屋に入れてもらう資格なんてないね…
「久しぶりだね…。」
と私。
「何?話って。」
「え?………。」
何から話していいかわからなくて戸惑った。
「オレも言いたいことあるから、先言うわ。」
「…。うん。」
「別れようや。」
私は一弥からのその言葉に驚かなかった。
それでも涙がでてきた。
そのまましばらく何も言えないでいた。
わたしの心の大事な部分をうばっていた。
ヒロトには彼女がいる。
私にも彼氏がいる。
この恋の居場所はない。
そんなこと最初からわかってたけど、どうしていいかわからない。
眠れない夜が続き、
あの日から一週間が経とうとしている…。
その日、私は決心していた。
仕事を終えると、いつもと違い私の方から一弥に電話をかけた。
長い間、会っていないせいか緊張していた。
「はい、もしもし。」
一弥がでた。
「あのさ、話したいことがあるんだ。今から行っていい?」
「わかった、いいよ。」
なつかしい一弥の声が胸に痛い…。
一弥の家の前に着くと、一弥は家の外で待っていた。いつもと違う一弥だ。
そうよね、こんな私には一弥の部屋に入れてもらう資格なんてないね…
「久しぶりだね…。」
と私。
「何?話って。」
「え?………。」
何から話していいかわからなくて戸惑った。
「オレも言いたいことあるから、先言うわ。」
「…。うん。」
「別れようや。」
私は一弥からのその言葉に驚かなかった。
それでも涙がでてきた。
そのまましばらく何も言えないでいた。