クランベリー
居心地の良かったはずの彼の部屋は今では休憩所状態だ。
彼と今すぐ別れられるかと聞かれればハイと答える自信はないけど、好きかと聞かれても好きと答える自信もなかった。
「お疲れさーん」と一弥。一弥の部屋へ入ると、一弥は寝転がってテレビを見ていた。部屋の隅には私が毎日のように買ってくるコーラの空き缶がキレイに積まれている。
「はい。タバコとコーラ!」と私。
「サンキュッ」
私からコーラを受けとるとプシュッとフタをあけ美味しそうに飲む一弥を見るのは、ウンザリだった。
「あ〜お腹すいたー。」と私が言えば、一弥はきまって、
「今日は夕飯抜き!痩せたいんじゃなかった〜?」
なんて平気で言ってくる。「お前、結婚して仕事辞めたりしたら家でゴロゴロして絶対太るタイプだろー」「もうっうるさいなぁ!」
(私あの頃、結婚なんて意識してたっけ…。今思えば私には一弥との将来見えなかったんだ。)
彼と今すぐ別れられるかと聞かれればハイと答える自信はないけど、好きかと聞かれても好きと答える自信もなかった。
「お疲れさーん」と一弥。一弥の部屋へ入ると、一弥は寝転がってテレビを見ていた。部屋の隅には私が毎日のように買ってくるコーラの空き缶がキレイに積まれている。
「はい。タバコとコーラ!」と私。
「サンキュッ」
私からコーラを受けとるとプシュッとフタをあけ美味しそうに飲む一弥を見るのは、ウンザリだった。
「あ〜お腹すいたー。」と私が言えば、一弥はきまって、
「今日は夕飯抜き!痩せたいんじゃなかった〜?」
なんて平気で言ってくる。「お前、結婚して仕事辞めたりしたら家でゴロゴロして絶対太るタイプだろー」「もうっうるさいなぁ!」
(私あの頃、結婚なんて意識してたっけ…。今思えば私には一弥との将来見えなかったんだ。)