クランベリー
カットしてもらってる間、私は美容師の人と世間話とか、恋の話など色々話した。
その間は、ヒロトのことは考えなくて良かった。
でも恋の話になると、このもやもやした気持ちを一気に吐いてしまいそうなので、感情を抑えて話さなければならなかった。
「彼氏いるんですかぁ?」と美容師さん。
「まだいないんですよー。」
「まだってことは、片思い中とか?!」
「彼女がいる人を好きになっちゃって…その彼に気持ち伝えたら、その彼女と別れるから待ってって言われてるんです…。」
「え〜!で、待ってどのくらいになるんですかぁ?」
「もう半年くらいになるかな…」
「え〜そうなんですかー、私だったら考えられないですよぉ〜」
「普通そうですよね…」
「彼のことスゴイ好きなんですね!」
「そうなのかな。でも、いつまで待てばいいのかわかんないです。」
「私の知り合いにもいましたよ、待たされてる子。三年待ってやっと付き合ってもらえたみたいで、喜んでましたけどね。」
「えー?!3年?その人すごいですねー…。」
こうやってヒロトとのこと他人に話すのは初めてだった。
その間は、ヒロトのことは考えなくて良かった。
でも恋の話になると、このもやもやした気持ちを一気に吐いてしまいそうなので、感情を抑えて話さなければならなかった。
「彼氏いるんですかぁ?」と美容師さん。
「まだいないんですよー。」
「まだってことは、片思い中とか?!」
「彼女がいる人を好きになっちゃって…その彼に気持ち伝えたら、その彼女と別れるから待ってって言われてるんです…。」
「え〜!で、待ってどのくらいになるんですかぁ?」
「もう半年くらいになるかな…」
「え〜そうなんですかー、私だったら考えられないですよぉ〜」
「普通そうですよね…」
「彼のことスゴイ好きなんですね!」
「そうなのかな。でも、いつまで待てばいいのかわかんないです。」
「私の知り合いにもいましたよ、待たされてる子。三年待ってやっと付き合ってもらえたみたいで、喜んでましたけどね。」
「えー?!3年?その人すごいですねー…。」
こうやってヒロトとのこと他人に話すのは初めてだった。