二次元に恋してっ★!
ふと、驚いている女の首筋に目をやると何やら光るものがゆらゆら揺れていた。
「…………ははーん。」
それはまさに親父が描いてる漫画のキャラデザインのネックレスだった。
俺はそのキャラのシュンってやつに瓜二つってよく言われる。
…まぁ、親父が俺をモデルに描いたからなんだけど。
「……これ。」
真顔で言おうと思ってるのに、何故だか口角が自然に上がってしまう。
女は慌ててるのか焦ってるのかよくわからない状態だった。
……!!!
い~いこと、考えた♪
俺はからかう為に女の耳元に近づき、
SUPERのシュンって嘘ついてみた。