その瞳で見つめて~恋心~【完】
「言わないと、お仕置きするよ?」

「!! ……っ、し、進藤君のキス……、気持ちよかった……。――進藤君の意地悪~……っ」

泣きそうになるのを、こらえる。


そしたら、進藤君は満足そうに笑った。


「うん、水嶋さんにはすげー意地悪だね」

 ――進藤君はいきなり、抱きしめた。


「可愛すぎ、水嶋さん」

「っ!」

そして、耳をなめられる。


「だから、好き」

「進藤く、ここ……、外だからっ」

顔が熱い。

絶対、真っ赤だよ……。
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