優しいぬくもり~ねぇ、先生~
第一章

孤独な日々

エリカside


悪い夢を私はいつも見ている


幼かった私の、哀れな夢を・・・


「エリカ・・・あんたのせいなんだからね?私たちがこうなったのは」


もう、今では顔もよく思い出せない様な母親


「あんたが、あんたが・・・あの人との幸せを壊したんだからね・・・」


ガシャン!!

母親は泣きながら笑って私を突き飛ばした・・・


あの人とは、父親のこと。


今では、もう全然家に帰ってこないようなね


「あんたさえいなければ!!この悪魔!!」



悪魔・・・私のこと

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