俺の妹~エンジェル~
「あ、朝からゴメン。

 返事はすぐじゃなくていいから。」


真っ赤になってる顔を

自分の手で冷やすかのような

素振りをし


「い、行こうか・・。」


そう言って

電車を降りるまで

一言もしゃべらなかった・・・。


「理子!

 あんた、またボーっとして!

 その電車のキミとなんかあった?」


「え?」


理子は顔を真っ赤にして

花梨に話した。


「うそ!

 すごい、速い展開じゃん!

 やったじゃん、理子!

 で、返事はきまってんでしょ?」


「そうなんだけど・・・。」


 
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