俺の妹~エンジェル~
理子は翼がいない電車に乗るのは

久しぶりのように

感じていた。


いつも乗っている電車なのに

全然違う電車に乗ってるような感じで

寂しい気持ちでいっぱいになった。


買い物をして家に着くと


「理子ちゃん!

 おっかえり~!」


カナエが自分の家から

出てきた。


二人で夕食の仕度をしながら

最近、凉がかんぐってることを

理子に話した。


理子は何でも話してきた

カナエには

隠しておきたくないからと

翼とのことを全部話した。


「よかったじゃ~ん!

 理子ちゃんも

 やっとできたか~!

 私はいつでも見方だから!

 応援してるよ!」


「ありがとう!」
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