俺の妹～エンジェル～

理子はメールを読んだ後

また、涙がこぼれた。


こんなこと言ってくれた人は

いなかった・・・。

みんなお兄ちゃんが怖いからって

こそこそしてばっかりだった。

ウソついて、ごまかして

そんな付き合いかたしか

してこなかった

私がいけなかったんだ・・・。

だから

お兄ちゃんも認めなかったんだ・・

ごめん、お兄ちゃん・・・。


理子は翼に返信した。


【　ありがとう！

　　私もお兄ちゃんに

　　認めてもらいたいです。

　　堂々と

　　手をつないで歩きたいから！

　　いろんなトコ行ったり

　　したいから！

　　やっぱり認めてもらいたいから

　　お兄ちゃんに会ってください！

　　理子　】


二人は凉に話すことを

決めた。