俺の妹~エンジェル~
“ ピンポーン ”


「はーい!」


理子は、急いでドアを開けた。


「おかえり!

 早くあがって!」


「あ、おじゃまします。」


翼は緊張してあがると

凉の姿がないことに気付いた。


「あれ、お兄さんは?」


「まだなんだよね。

 今日に限って残業かな?

 連絡もないんだよね。

 先食べようか!」


「いや、もう少し待ってようよ!」


二人は待つことにした。
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