俺の妹~エンジェル~
俺は涙が止まらず

廊下で立ちすくんでいた・・・


父さんが俺の元へ来て

「わかってやってくれ・・

 あいつの願い

 叶えてやりたいんだ・・

 今は産まれてくる子の

 無事を祈ろう・・」


俺はそんな事を言う

父さんが許せなかった・・


「なんで・・
 
 よく平気でいられるな・・

 あの人
 
 いなくなってもいいのかよ!

 わかんねーよ!」


俺は父さんの胸倉をつかんだ・・

すると、父さんは俺に


「お前と同じ気持ちだったよ・・

 反対だった・・

 でも、あいつの夢だったから・・

 それ以上反対できなかった・・・」


父さんの目には

涙があふれていた・・・

 
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