美しくても楽しくない。
私
「ーーっ!」
腰が…!
えーっと?昨日は…
お酒飲みにbarに行って
お兄さん…健…、あ…。
ガチャ
「ん?」
「あ、起きてたんだ。おはよう」
「…おはよう」
多分、シャワーでも浴びてたのか上半身裸で出てきた。
ってゆーか、今何時だろ?
「愛子、お前も風呂入ってくれば?泡風呂だぞ」
「うん」
部屋に備え付けのバスローブを持って風呂に行く。
「はぁ~…」
この時間がいつも虚しい。
私は本当に何がしたいの?
寝た男たちは一夜限りの関係。
私の事を愛してはくれない。
ガチャ
「…え?」
健が風呂に入ってきた。
「なに?泣いてんの?」
本当に少しだけど健から焦りを感じとれた。
「ふふっ」
「え!?」
こんな顔もするんだ。
一瞬可愛いとか思ったし。
「泣いてなんかないわよ」
「はい嘘」
「ってゆーか」
とっさに話をそらす。
「ん?なに?」
「今何時!?」
「んーっとねー、11時30分ちょい過ぎ」
ガーン。
「最悪」