不良と胸キュン恋愛
まずは自己紹介から始まった。
私みんなの前で話したりするとかすごく苦手なのに・・・
色々頭の中で考えていると私の番になった。
「1年A組の山名モナです。よろしくお願いします」
そして色々話を聞いて今日は終わった。
はあ~やっと終わった。
するといきなり男の子に声をかけられた。
「ねえ、モナちゃん。」
「あ・・なに?」
「ねえ、俺のこと知ってる?」
「ごめん・・・わかんない」
「えー俺結構人気あるのになー」
「そうなんだ」
「で、俺と友達にならない?名前は高山康平っていうんだ」
「うん、べつにいいよ」
「モナちゃんってすごくかわいいっていろんな学年から人気だよ」
「そんなことないよ。私よりももっとかわいい人いっぱいいるから」
「モナちゃんって案外天然なんだね」
「そうかな・・・」
「これから仲良くしてね。じゃあ」
「あ、うん。」
康平君と話し終えて教室に入ろうとしたら誰かいる感じだった。
誰かな?
意を決して入ると秀君だった。
「おい、終わったのかよ」
「あ・・・うん。何でまだ秀君教室にいたの?」
「お前待ってたからに決まってんだろうが。てか、秀って呼べ」
「だってつい秀君って呼んじゃうんだもん」
「なら、罰ゲーム」
「ふぇ?」
そういった後には秀君の唇が私の唇と重なっていた。
唇が離れて今の状況を理解した。
そして秀君が口を開いた。
「俺、お前が好きだ」
「え・・・」
「多分初めて会ったときから気になってた。今まで俺女なんか相手にしてなくて来る者拒まずって感じで勝手に付き合って別れてたって感じだったけどモナだけは違った。
本気で好きだと思った。だから、俺と付き合ってくれ」
秀君の顔が少しだけいつもより赤く染まっていた。
「私も、秀君と話していると胸がすごくドキドキするの。私も秀君のことが好きです///」
「ほんとか?」
「うん///」
秀君は不器用に私を抱きしめた。そしてどちらかもわからないけどお互いに唇を合わせた。
あー、好きってこのことなんだな。
「帰るか」
「うん!」
秀君はさりげなく私の手を握ってくれた。私はそれだけでもドキドキしていた。
「秀君家どっち?」
「東駅」
「なら、真反対じゃん」
「お前一人で帰らせるわけねーじゃん」
「ありがと/// 秀君大好き!」
「お前襲うぞ」
「もう///」
秀君と帰ってたらあっという間に家に着いちゃった。もう少し道が遠かったらいいのに
なー。
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