Princess Magic~王家の宝~




「私はある方に言われて、この学院に来た。」



じゃあ忍び込んでいたわけ。



「何度も聞くが、ある方とは誰だ?」



「それは私からは言えない。」



「なら、宝は力ずくでも渡してもらう。」



私の方が魔力も上だし。



「"火焔魔法、龍焔火!!"」



スティックの先から炎が出て、理事長目掛けて行った。



今度は理事長が攻撃を仕掛けてきた。



「"闇魔法、闇黒。"」



理事長が唱えると、周りが真っ暗になった。



そっちが闇魔法なら…。



「こっちは光魔法だ!!
"光魔法、光龍!!"」



唱えると、龍の形をした光が出て、理事長目掛けて飛ばした。



「うぎゃあぁぁーッッ!!!!!!」



理事長は悲鳴を上げて、消えていった…。



理事長が消えた場所にはオルゴールが置いてあった。










< 62 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop