白いジャージ8~先生と熱い想い~
「な~おっ!!」
突然、先生が私を抱きしめた。
後ろからぎゅっと・・・・・・
いつからいたんだろう。
全然気付かなかった。
「せ、先生?」
「泣いてんの?直」
温かい息が耳にかかる。
「あ、うん。でも大丈夫だから。嬉しい涙なんだ」
私は涙を拭いて、振り向いた。
「本当かぁ?ちょっと味見してやる」
先生は私の頬にキスをした。
「うん。幸せの涙の味がする」
先生ったら・・・・・・
「先生の手紙を読んでたの。二次会の」
「だろ~な。そんな気がしたから」
首筋に息をかける。
後ろから、力強く抱きしめる先生に、本気でドキドキしちゃってる。