白いジャージ8~先生と熱い想い~
誕生日 【先生目線】
―誕生日― 【先生目線】
「お、は、よ」
ピピピピという鳥の鳴き声と共に聞こえてきた愛しの妻の声。
目が覚めたけど、まだ眠っているフリをしてみよう。
「せんせ~、朝だよぉ」
俺の布団の中に潜り込んでくる。
まだ寝たフリ。
「先生、疲れてるのかなぁ。まだ眠いの?」
俺のあごのひげを触った。
そのまま頬に触れ、おでこに触れた。
「じゃあ、もうちょっと眠っててね」
と頭を撫で撫でされた。
このままくっついて眠っていたい。
「じゃあね」
え?
一緒に眠ってくれないの?
直は布団から出ようとした。
「そうはさせない」
俺は、直の体を両手でガシっと掴む。
「え?先生、起きてたの?」
「ふふ。逃がさないよ」
直のパジャマを脱がす。
朝から・・・・・・スイッチ入れたのは、直なんだから。