白いジャージ8~先生と熱い想い~
違うことを考えようと思って、昨夜のかわいい先生のことを思い出しながら出勤した。
会社の前の信号で、声をかけられた。
「よぉっ!!朝からニヤついてんじゃん」
豪太だった。
豪太とは、電車の到着時間が同じだから、よくここで会う。
最近は、朝のこの時間しか話す機会がない。
「昨日、旦那さんの誕生日だったの」
もう、先生のことも話せる。
豪太は仲の良い同僚のひとり。
そう思えるようになった。
「へ~、ラブラブじゃん。そういうの聞くと結婚もいいかと思えるよな」
「いいよ~!結婚!私はそう思うよ」