白いジャージ8~先生と熱い想い~
直の愛情たっぷりの手紙で、俺の元気は回復した。
大丈夫。
何とかなる。
俺は、俺のできることをしよう。
それでいい。
俺は胸ポケットに手紙を入れて、また空を見上げた。
さっきの雲とは違った形をしていた。
空には、高校時代の直がいるように見えた。
“先生~!さようなら”
って廊下を走って行く直。
“廊下は走ってはいけません”
俺が注意すると、嬉しそうな顔で
“は~い”って言って、また走るんだよな。
直、好きだよ。
真剣な表情で食事を作っている直も、むにゃむにゃ言いながら寝返りを打つ直も、エッチな直も、俺のことを見つめてニヤニヤする直も、全部全部大好き~!!!
~先生目線END~