白いジャージ8~先生と熱い想い~
それから何も話さずに家に戻った。
玄関で待っていると思っていたのに、直はソファで鼻歌を歌っていた。
手には雑誌を持って。
テレビを見ながら、鼻歌・・・・・・
ドラマ見てんのに・・・・・・
「直、お前・・・・・・」
直にとって辛い時間だったに違いない。
無理して、
テレビ見て、
雑誌読んで、
鼻歌歌って、
気持ちを落ち着かせようと・・・・・・してたんだな。
「一緒にお風呂、入ろうか」
俺がそう言うと、少し潤んだ瞳で俺を見て、子犬のように俺に飛びついてきた。
かわいくて、かわいくて・・・・・・しょうがねぇよ。
「なお~、疲れてるけどエッチしたいな~俺」
「早く寝なきゃだめだよぉ」
「え~、したいもん、俺」
そんなことを言いながらお互いの服を脱がして、風呂場へ向かう。