白いジャージ8~先生と熱い想い~
ゆかりとたっくんの新居
―ゆかりとたっくんの新居―
今日は、ゆかりとたっくんの新しい家に遊びに来ていた。
綺麗でオシャレな賃貸マンション。
「おぉ!!広いなぁ」
先生は、お風呂場で大きな声を出す。
「うわぁ!広いし、綺麗!」
私も大興奮!
「最近は、どこもこんな風呂だよ」
たっくんはそう言ったけど、とても立派なお風呂だと思った。
「参考にしようね、先生」
「ああ。こんな広々とした風呂良いな~!ラブホみたい!!」
先生は子供のようにはしゃいでいた。
久しぶりのたっくんとゆかりとの時間、私もはしゃいじゃう。
「ベッド、すご~い!!」
クイーンサイズのベッドの上には、たくさんのぬいぐるみが置かれていた。
「新婚って感じだな。たっくん、どうだぁ?新婚は」
「いや~、やっぱり一緒に暮らすって良いよな。今までとはまた違う感じがするよ」
たっくんは、隣にいるゆかりの顔を覗き込む。
ゆかりは照れ臭そうに、
「うん。楽しいね。でも、たっくんのおなら臭い!!」
と、たっくんの背中を叩く。
「仕方ねぇだろ!!」
「付き合ってる時はしなかったのに」
「結婚はそういうもんなの!!」
ふたりのやり取りが面白くて、私も先生も笑っていた。