白いジャージ8~先生と熱い想い~
教師をいう仕事をしている以上、ある程度情報が広まってしまうことはわかっている。
住所だったり電話番号だったり、どこからかバレて、生徒に知られてしまう。
今までだってそんなことはあった。
でも、実際に隣に引っ越してくるなんて・・・・・・なぁ。
知っていて越してきたのかどうかはわからないけど。
「新垣先生なら大丈夫だよ。いつもちゃんと解決できてるだろ?今回も大丈夫だよ」
喜多先生にドスっとお腹にパンチをもらって、俺は笑いながら答える。
「へへ。俺、スーパーマンなんで」
「はははは」
喜多先生との会話で、また元気を取り戻す。
大丈夫。
全部上手く行く。
お隣とのことも、戸村のことも・・・・・・