白いジャージ8~先生と熱い想い~
自分に置き換える。
もしも、先生が私の体育の担当じゃなかったら・・・・・・
入学式で先生に恋をした私は、接点がなく、話すこともできなかった。
名前も覚えてもらえずに、ただ、影から先生を見ているだけ。
その上、親友が先生を好きになって、積極的にアタックしていたとしたら・・・・・・
私は何もできずに、その気持ちを押し殺すしかない。
同じ想いをしていたかもしれないんだ・・・・・・
田辺さん、ごめんなさい。
あなたを誤解していた。
田辺さんが私達に対していろんなことをしていたのは、過去を引きずっていたからなんだ。
辛かった過去を忘れることができなくて、もう一度やり直したかったんだ。
ちゃんと先生を好きになりたかったんだよね。