白いジャージ8~先生と熱い想い~
スピーチ
―スピーチ―
披露宴が始まる時間になった。
披露宴会場へ向かう。
その途中に、思い出の写真がたくさん飾られていた。
「懐かしいな、制服姿の直と中田だ」
「本当だぁ~!ミルクティー持ってるね」
高校1年の頃かなぁ。
まだ先生への想いをゆかりに話していなかった頃。
「あ、俺だ!」
「これ、山の中の温泉に行った時じゃない?」
忘れない。
先生の運転で、山の中の温泉に4人で行った。
流れ星に祈ったね。
あの時、願った想いがみんな叶ったんだね。