白いジャージ8~先生と熱い想い~
「どうしたらいいんだろう」
「俺に聞かないでください」
「新垣先生は慣れてるだろ?俺はこういうのあんまり慣れてないんだよ」
戸惑いを隠せない喜多先生。
「しっかりと受け止めてあげればいいと思います。そのうえで、ちゃんと返事をしてはどうですか?」
「別に返事が欲しいわけではなさそうなんだよ。ただ伝えたかった、と書いてある」
その手紙の最後には、1年前から喜多先生が好きですと書いてあるそうだ。
「その生徒は知ってるんですか?」
「知ってるけど、教えたことはない。スカート短いから呼び出したことがある。あの時かなぁ?」
「惚れられるようなことしたんですか?」
「するわけないだろ!かなりキツく叱ったような気がするけど」