ごめんね。今までありがとう

2章

次の日




彰宏に喜んでもらうために目一杯オシャレした。






駅前に向かいながら、思った。



『そろそろ彰宏を解放してあげなきゃな…』




彰宏は私を好きじゃないのに付き合ってくれてる。


もし反対の立場だったらすごく辛い。


私のせいで辛い思いをさせてるなら、そんなのは嫌だ。

どれだけ彰宏を好きでも、好きな人には幸せでいてほしい。




そんなことを考えてるうちに、駅前に着いていた。



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