Love☆Family

軽く和音を睨む友梨。


「あ!そうだよママぁ!光の事話してよお(>_<。)」


和音のセリフで何を思い出したのか泣き出す珠々。

友梨は軽く溜息をつくと


「解りました」


と、言ってテーブルの上をきれいにすると、和音と自分のジャスミンティーを用意しながら、サラッと。


「今日ね、光くんに珠々がキスされちゃったのよ。それだけ。ね、珠々ちゃん?」


と、言って、肩をすくめた。


「は…………?珠々が?」


「うわぁぁあん・゚ ・(ノД`)・。。・゚パパぁ!」


「そう。でも安心して?ほっぺただけみたいだから。珠々ちゃんのファーストキス」


「オマエ、何言ってんの?つーか珠々!オマエ、ママに似て可愛いから!かわいそーに!(>_<。)」


「パパぁ(>_<。)じゅーは、じゅーは、もうパパのお嫁さんになれないよぉ。じゅーは、よごされちゃったあーぁん(ノд<。)゜。」


「ばかっ!珠々は汚れてなんかいないっ!大丈夫だ!パパがちゃーんと珠々をもらってやるから(>_<)安心しろ珠々!」


ぎゅうぎゅうと抱き合う父と娘。

友梨はセントラルコンディショナーの室温を一度下げる。
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