涙はきっと
そして、放課後―

佐藤と、ガソリンスタンドまで行った。

「こんにちは。」

僕は、カナメさんにあいさつした。

「おう!旬君じゃん!またバイトするの?」

「はい。自分の夢が見つかるまで…」

「そう。よろしくねぇ。」

「失礼ですけど、カナメさんお腹大きくなってませんか?」

「うん。妊娠3ヶ月目に入った。この前、旬君と会った時から妊娠してたけど、
言うの忘れちゃっててさぁ!」

「そうなんですか!!おめでとうございます!!」

「ありがとう。生まれたら写メ送るねぇ」

「はい!!楽しみに待ってますね!」

「うん!じゃあ仕事始めて!!」

「はいっ!」
< 127 / 143 >

この作品をシェア

pagetop