涙はきっと
練習が始まった。

この一秒一秒時間が進んでる。

当たり前のことだけど、

なんだか寂しい…

「歌のときに、ピアノひいてくれる人!!いないか?」

先生は、指揮棒をふって言った。

「笑美ってピアノうまいんじゃない?」

絵理が言った。

「春瀬!!ひいてくれるな。」

「え?はっはい。」

ピアノは笑美に決まった。
音楽室でひいてたように…

笑美の音色は、切なくも、綺麗だろうな。
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